状況を変えたい場合って

先日、とある知人とお食事に行きました。その際に何となく感じたことを書いてみます。

人間生きていれば、悪いことしか起こらない時期に直面してしまうことが少なからずあると思います。そのような時に取れる行動のパターンはたくさんありますが、ざっくり言うと『状況が変わるのをひたすら待つ』もしくは『状況を変えるために自分から動く』の2つに分けられるのではないかと考えます。どちらが正しい、間違っているというのは決してありませんが、自分だったら後者を取るため、ついつい他人にも後者を進めてしまう傾向があります。

でもよく考えてみると、自分から動くというのはすごくエネルギーのいることですよね。それだけのエネルギーを費やしたからといって、状況が快方に向かうという保証もない。それでも自分としては動いた方がいい、きっとその人のためにもなるって感じたので、「そのようにしたらいかがでしょうか?」という話をしていたのです。しかし何を言っても後ろ向きな発言ばかり。そして「じぶんがどれだけかわいそうか」といった話をする。このような場合、私は力不足のためなす術がありませんでした。そして精神的に疲れ、ストレス解消のお食事のはずが、どっと疲れがたまって帰ってきました。

学生の場合、自分でお金を払って勉強している。だから受け身であろうと能動的であろうと、その人が良ければいいって思うんです。しかし社会人の場合、自己責任とは言いますが、お金をもらって仕事をしているわけなので、受け身でいいの?というのが疑問だったりします。(もちろん仕事以外のことだったら好きにすればいいと思うのですが…)実はその姿勢が今の状況を招いているのではないの?というのが自分の所感なのですが、行っても分かる相手ではないと思うと、必要以上にオブラートに包むというか、事実を伝えることもできない自分がいます。

このような相手に対してどう接していくか、どのようにいらだちを隠すか、というのが今の自分の課題なのかなと痛感しました。他人と接するのって難しいですね。。。